Amazon prime videoより配信中
1997年 アメリカ
〜あらすじ〜
1950年代のロサンゼルス。
ダウンタウンのカフェで元刑事を含む6人の男女が惨殺される事件が発生した。
ロス市警のダドリー・スミス警部の指揮のもと、刑事たちは捜査に動き出す。
殺された刑事の元相棒バドは殺された女と一緒にいた謎の高級娼婦、リンに接近する。
華やかなスター刑事のジャック、野心家の若手刑事エドも参戦、事件は解決したかに見えたが三人は予想もしなかった巨大な陰謀に巻き込まれていく…
(prime video紹介文より抜粋)
こんな人にオススメ
- 子供のころ刑事に憧れていた
- とにかく熱い演技が観たい
- バーに1人で黄昏(たそが)れたい
© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
主役だけでなく脇役にも惹かれてしまう
刑事モノならではのドロドロの人間関係
複雑にからみあった過去の因縁
そして
名俳優たちの熱い熱い魂のぶつかりあい
時代設定に好き嫌いあるかもしれませんが、オススメです。
この時代設定の映画が好きになるきっかけになるといいなと思います。
凄惨な殺人事件が発生し、夜間当番中だったエド・エクスリー警部補(ガイ・ピアース)は、現場へと急行した。
しかしこの事件には不可解な点が多く、これがただの殺人事件ではないことを突き止める。
普段関わることのない刑事3人が、時には目的を共有し、時には敵対しながらも、ロサンゼルス市警に潜む巨大な闇を暴く。
しかしそれは同時に巨大な権力を相手にすることになる。
この映画、なにより登場人物に惹かれること間違いないです。
© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
【エド・エクスリー警部補(ガイ・ピアース)】 幼き頃に刑事だった父を殺され、今だ捕まっていない犯人を捕まえる為に刑事になった。
しかし今や出世欲に憑りつかれ、自分と合わない人間を遠ざけようとし周りから孤立する。
【バド・ホワイト刑事(ラッセル・クロウ)】 女性に危害を加えようとする奴が嫌い。力で相手をねじ伏せ、取り調べも暴力で解決する、若干使いっぱしり感のある超瞬間湯沸かし器。
【ジャック・ビンセンス刑事(ケビン・スペイシー)】 週刊〇春のような編集長と手を組み、有名人を逮捕しつつその場をスクープ写真をおさえ雑誌の売上に貢献、お小遣いをもらう悪徳刑事
刑事としての夢
部署も立場もちがう刑事たちが、それぞれ事件を探るにつれ、私欲に溺れた人間の醜い姿を目の当たりにします。
そして、権力者に利用され続けながらも、夢を持った純粋な若者との出会いを通し、今の自分の状況に悩み葛藤していきます。
このことを強烈に感じるシーンがあります。
ジャック・ビンセンス(ケビン・スペイシー)にエド・エクスリー(ガイ・ピアース)が尋ねます。
「なぜ刑事に?」
ジャック・ビンセンスは無表情になり、しばらく沈黙。
そして放った言葉は、
「さあ、忘れたよ」
刑事になりたてのころは夢であふれていました。
しかし今の自分は名誉のために手を汚すようになってしまい、そんな自分に対して苦悩しているのがその無表情の演技だけで伝わってきます。
このあと、苦悩しながらも刑事としての本懐に目覚めていくところは、大人になった自分にも共感できること間違いないです。
そして終盤はまさかの衝撃な展開が待ち受けています。
© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
注目してほしいところ
演者が、まさに体当たりの演技です。
今や主役クラスの演者が多数出演しており、若くガムシャラなころだから出来た演技のように感じました。
細かな動作、表情の作りかた、そしてパワーあふれるアクションシーン
その熱演をぜひ、感じ取ってください。
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