101分
【主演】ルピタ・ニョンゴ
こんな人にオススメ
- 1作目、2作目の世界観が好き
- あの緊張感をまた味わいたい
- ネコが好き
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES
〜あらすじ〜
「クワイエット・プレイス」シリーズの恐怖の最新作。
世界が沈黙した日を体験しよう。
ニューヨークへと戻るサミラ(ルピタ・ニョンゴ)だったが、
音を立てるもの全てに襲い掛かる謎の怪物が現れたことで凄惨な悪夢が幕を開けようとしていた。
愛猫フロド、そして道中で出会った人物(ジョセフ・クイン)と共に、サミラの命懸けの冒険が始まる。
(prime video紹介文より抜粋)
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES
ついにこの日が始まった
今度は大都会
平穏な日々から恐怖の1日目のはじまりが、再びワクワクさせてくれます
ニューヨーク郊外の病院
詩人のサミラは病院に住んでおり、ネコのフロドと過ごしていた。
サミラは末期ガンで余命わずかで、なかばなげやり状態なところもあった。
サミラの身の回りを世話している介護人のルーベンは、ニューヨーク市内へサミラたちを連れていき、劇場とピザを食べる約束をした。
ニューヨークへのバスに乗るサミラ。
もちろんネコも一緒。
劇場の”マリオネット・ショー”についた。
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「人形劇じゃん」
少し不満もあったが席につくと、前の席に黒人一家が座っていた。
一家の息子が、サミラのネコを珍しそうに見ていて少し会話してから劇が始まった。
サミラは劇場をでて食べ物を買った。
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何やら街中が騒がしい。
パトカーと軍用車まで走っている。
劇場の外で介護人のルーベンが電話していた。
「すぐ(病院に)戻ってて。何か異変が起きているらしい」
「ピザを食べたいのに」
ごねるサミラだったが、結局あきらめてバスに乗った。
バスが出発すると、すぐに停車した。
みんなが集まって同じ方向を見ている。
空だった。
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES
無数の隕石が落下していた。
その1つがサミラが乗っているバスの近くに落ち、爆風に巻き込まれた。
気づくとバスの中は灰まみれで、外にでると辺り一面が灰で真っ白、
数メートル先もよく見えず、まともに歩けない状況だった。
男が叫んだ。
「何かが突然現れて...」
その瞬間、男は何かに襲われた。
サミラの横を救急車が勢いよく通過した。
救急車はその何かに襲われ横転、爆発し、サミラは再び爆風に巻き込まれた。
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クワイエット・プレイス:DAY1
せっかく再会したのに
意識を失っていたサミラ
気づいたら教会におり、1人の黒人がサミラの口をおさえていました。
「声を出すな」
劇場のサミラの前の席にいた、黒人一家の父のアンリ(ジャイモン・フンスー)です。
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サミラは指示に従い、ゆっくりと周りを見渡します。
大勢の市民が教会内に逃げ込んでいました。
介護人のルーベンも避難しており、再会に喜びます。
外では軍用ヘリが飛んでおり、アナウンスをしています。
「建物に逃げ込んで、音を出さないで。命が危険です」
ラジオでもアメリカ軍がアナウンスをしています。
「橋に近づかないように」
すると戦闘機がミサイルで橋を爆破しました。
攻撃者の動きを阻止し、街への侵入を防ぐためだった。
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教会の中にいるサミラとルーベン
すると突然コンプレッサーが異音をたてはじめた。
急いで止めようとしたルーベンがコンプレッサーを停止し、それを見つめるサミラ
2人は息を潜めて、ルーベンがゆっくりと後ろを振り返ると、
クリーチャーが目の前にいました。
ルーベンは一瞬で襲われた。
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最期の夢を叶えるため
1人になり悲しみに打ちひしがれるサミラ、
意を決して外出することにします。
ネコのフロドと”ピザ”を食べにいくのだ。
外にでたサミラは驚愕の光景を目にします。
街の至るところが爆撃されたように破壊されていました。
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そして人が1人もいません。
すると軍用ヘリが再び頭上を通過し、アナウンスしていました。
「船で避難を。細心の注意で南に移動を」
「これは強制的な避難命令です」
「水辺へ逃げること。攻撃者は泳げません」
アパートが建ちならぶ通りを歩くサミラ
すると1人また1人と生存者が通りへ出てきます。
生存者が移動をはじめました。
人はどんどん増え、いつのまにか通りを埋めつくすほどの人の数になります。
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人の波と逆方向を歩くサミラ
人が押すカートの音や、大勢の人が砂利を踏む音がします。
気配を感じ、ふと上を見るとクリーチャーが建物に張りついていました。
クリーチャーは人の波へと襲いかかり、周りは一瞬でパニックになります。
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人の叫んだ声に、他のクリーチャーも反応して周りから飛びかかって人を襲います。
地獄絵図です。
サミラの目の前で男がが何か言おうとした瞬間、襲われました。
サミラは車の下に隠れます。
クリーチャーが車をはじき飛ばし、爆発を起こします。
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寂しそうな男
逃げるサミラでしたが、ネコのフロドとはぐれてしまいます。
目の前までクリーチャーがきましたが、逃げ切って路地裏で休みます。
外は雨が振り始めます。
1人の怯えている男がいます。
ネコのフロドと目が合います。
ネコのフロドがネズミを追いかけていきました。
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男はフロドについていきます。
フロドは路地裏で休んでいるサミラを見つけ、懐に入ります。
男はサミラをじっと見ています。
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サミラが移動すると、男はついてきます。
サミラはジェスチャーで男に伝えます。
「ついてこないで」
それでも男はついてきます。
外は土砂降りの雨。
サミラは声を出していいます。
「サウス・ストリート・シーサイドで船がでる」
「ついてこないで、いい?」
雨が声をかき消します。
男は言います。
「すごく怖いんだ」「ここで死にたくない」
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名前はエリック(ジョセフ・クイン)
物腰が柔らかそうで優しそうな男です。
結局、エリックはサミラについていきます。
サミラの家につきました。
病院です。
薬の調達をして、2人は話します。
「水辺に行って」
「君は?」
「ピザを食べる」
「世界が終わるのに?」
もう長くないサミラは、避難して生き残ろうという気はまったくありませんでした。
2人はやるせない気持ちを、雷の音に合わせて大声で叫びます。
「アアーーー!!」「アアーーー!!」
(C)2024 PARAMOUNT PICTURES
2人に迫るクリーチャー
翌朝、サミラは1人で外出します。
行った先は図書館
本を見ながら考え事をしていると、ふと気配がしました。
エリックが寂しげな顔で立っているではありませんか。
ついてきたのです。
2人はピザを食べるため移動します。
建物に入ろうとドアを開けようとしたときに、誤って音をたててしまいます。
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襲いかかってくるクリーチャー
1匹どころではありませんでした。
外からガラスを突き破り、何匹も侵入してきます。
地下鉄へと逃げ込んだ2人
しかしそこにもクリーチャーが潜んでいました。
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最後は悲しくなります
劇場でサミラが出会った黒人一家の父アンリ(ジャイモン・フンスー)
2作目に引き続いての登場です。
2作目の生存者エメットとリーガンがたどり着いた”安住の地”で、生存者が多く住む孤島の村長ですね。
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そこまでは大きくストーリーに関わってはいませんが、この人たちは「こうやって島に向かったんだ」と、また前作が気になります。
米軍はそれほど登場しません。
なので”米軍vsクリーチャー”という描写はありません。
末期ガンで長く生きられないサミラ、最後のサミラの決意とその行動は、観ているほうをジーンとさせてくれます。
ネコが大活躍なので、ネコ好きにもたまらない1本になっています。
良い緊張感が味わえます。休日前の夜にでもぜひ!
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クワイエット・プレイス:DAY1