
126分
【出演】大泉洋 有村架純 長澤まさみ
こんな人にオススメ
- おっとりとした主人公が好き
- ゾンビに追われる系が大好き
- ドキドキしたい
〜あらすじ〜
鈴木英雄。仕事は冴えない漫画家アシスタント。彼女とは破局寸前。
そんな平凡な毎日が、ある日突然、終わりを告げる…。
徹夜仕事を終えアパートに戻った英雄の目に映ったのは、彼女の「異形」の姿。
一瞬にして世界は崩壊し、日常は非日常へと姿を変えて行く。
謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体『ZQN(ゾキュン)』で街は溢れ、日本中は感染パニックに陥る。
(prime videoより抜粋)

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
誰もがヒーローになりたい
冴えない主人公
夢も叶わず悶々とした日々
そんな主人公がヒーローに??
15年間、マンガを描いている鈴木英雄(ヒデオ)(大泉洋)はいまだ連載をもっておらず、日々マンガを描いているもまったく売れていない。
売れっ子マンガ家のアシスタントをしながら、彼女である徹子(片瀬那奈)の家で居候していた。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
34才になった徹子も将来がみえず半ば呆れていた。
ある日、完成した原稿を出版社に持ち込んだ。マンガの中の主人公セリフ
「オレが君を守る!」
編集者は半笑いで鈴木のマンガを否定した。
落ち込んで徹子の家に帰ると、徹子がキレながら鈴木の荷物を捨てようとしていた。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
鈴木が止めようとするも徹子は聞く耳もたず、鈴木は家を追い出された。
持ち物は猟銃許可書と猟銃だけであった。
鈴木はマンガ家の家で仕事をしていると、徹子から着信が入った。
徹子の声はかすれていて辛そうだった。
「ひどいこと言ってゴメン…わたしやっぱ英雄くんといたい」
何か胸騒ぎがした鈴木は、急いで彼女の家に走った。
しかし鍵が閉まっていて入れない。
名前を呼んでも反応がない。
郵便受けから部屋を見ると、彼女がベッドに横たわっていた。
すると突然痙攣しはじめ、奇声を発しながら向かってきた。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館

アイアムアヒーロー
パニックになる人々
彼女がドアを突き破り襲いかかってきました。
咬みつこうとする彼女に抵抗した鈴木だったが、部屋の中に投げ飛ばされます。
もみくちゃになり、彼女を押し倒した先には15年前に新人賞をもらった時のトロフィーが突き刺さり、彼女は絶命しました。
鈴木は動揺し、その場から逃げ去ります。
仕事先のマンガ家の家に行くと、アシスタントの三谷(塚地武雅)が呆然と突っ立っていました。
「鈴木くん、無事かぁ。上がんなよ」
部屋は血だらけ、手には鉄バット、返り血を浴びていました。
三谷も何かに襲われていたようでした。
するとマンガ家の松尾がブツブツ言いながら姿を現し、三谷に襲いかかっていました。
三谷は鉄バットで応戦し、殴り倒します。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
しかし三谷の様子が変です。
足を咬まれていた三谷は突如変貌し、鈴木は急いでその場から逃げ出します。
すでに街中は大混乱、至るところで人が人を襲っていてパニックになっていました。
目の前にタクシーが停まっておりドライバーが寝ていました。
ドアを開けてもらおうと窓を叩いて起こそうとした瞬間、女子高生のヒロミ(有村架純)が鈴木に助けを求めてきました。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
街からの避難、安全な場所を探しに
鈴木が乗ろうとしたタクシーに、国会議員が割り込んできて乗り込みます。
鈴木とヒロミも一緒に乗せてもらい出発します。
議員は叫びます。「高速道路に乗れ! 郊外に逃げるんだ!」
3人はタクシー内でニュースに釘付けになります。咬まれると「ZQN」と呼ばれる感染者となり、ZQNがさらに人を襲うということを知ります。
議員は電話をします。
「自衛隊はどうした!? 国が滅ぶぞ!」
電話している議員の腕を見ると咬まれて血だらけでした。
突然、議員は変貌しました。
高速道路を走行中の車内はパニックになります。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
タクシードライバーも咬まれ、タクシーは横転事故を起こします。
意識を取り戻した鈴木とヒロミは大きなケガもなく無事でした。
スマホで富士山が安全だと情報が入り、2人は富士山の方向へ歩いていくことにします。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
悲しき事実
途中の神社で休憩した2人
そのまま一夜を明かします。
朝、鈴木はヒロミの首元に咬まれた跡をみつけ飛び上がります。
焦って銃を突きつける鈴木に、ヒロミは冷静に答えます。
「隣のうちの赤ちゃんに咬まれた」
「殺していいよ。あんまり未練もないし」
鈴木は動揺します。
「なったらなったときに考えよう。大丈夫、ならないよ」
「オレが君を守る!」

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
道中、ヒロミは辛そうでした。熱があったのです。
ヒロミはやはり感染していました。
「置いていっていいよ」 「行って! 英雄くんのこと食べたくない!」
「バイバイ」
そう言った直後、ヒロミは変貌してしまった。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
ついに安楽の場所へ
思いっきり逃げた鈴木は、途中に歩いていた人に助けを求めます。
その人も感染者でした。
襲われて、また倒されてしまいます。
しかし間一髪のところで何者かに助けられます。
その人は感染者の顔をつかみへし折ります。
なんとヒロミでした。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
明らかに感染していましたが、鈴木に襲いかかる様子もなく、まったく喋りません。
雰囲気も以前と違います。
そして黙って鈴木に着いてきました。再び2人はともに行動します。
ヒロミは感染の影響かそのまま寝てしまい、起きる様子はありません。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
しばらく歩いていると、建物を見つけます。
「富士アウトレットパーク」でした。
服を替えようと立ち寄った服屋で選んでいると、背後に人が立っています。
「いっらしゃいませ、いらっしゃいませ。」
感染した店員でした。
襲いかかってきました。
倒されて咬まれようとした時、また誰かに助けられます。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
助けた女性は藪(長澤まさみ)、パーク内で避難生活している市民の1人でした。
パーク内では数十人が共同生活をしており、バリケードをしている建物の屋上にテントで生活していました。
リーダーの伊浦(吉沢悠)に迎えいれられます。
「ようこそ、地上7メートルのセーフティゾーンへ」

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
安全かと思いきや
2人は住ませてもらうことになりました。
そこには食料も服もあり、そして安全な場所でした。
リーダーの伊浦は食料確保のため、食料庫に数人で向かう計画をたてます。
そして鈴木を利用しようとします。
「あなたも昨日食べたと思いますけど、明日にも底をつきます」
「銃を渡してください」
鈴木はこれを拒否します。
「死んじゃいますよ、人質。かわいい女子高生」
その場から逃げ出し、鈴木はヒロミを連れて逃げようとします。
しかし囲まれてしまい、ヒロミにはナイフが突きつけられます。

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館
コミュニティの恐怖
コミュニティに合流すると、人間同士のトラブルが生まれる。
海外人気ドラマ「ウォーキング・デッド」を彷彿とさせる展開になります。
いいヤツに見えるリーダーやその仲間が実はサイコパスだったりとか色々な想像をさせてくれ、今後の展開に良い緊張感を持たせてくれます。
グロいシーンがところどころにありますので、観るときは注意です。
最初から最後までハラハラドキドキでテンポよく進んでいきますので、追われる系や終末世界が好きな人には楽しめる内容になっています。
豪華キャストも見どころです。
休日前の夜にでもぜひ!

(C)映画「アイアムアヒーロー」製作委員会 (C)花沢健吾/小学館

アイアムアヒーロー