139分
【出演】ブラッド・ピット エドワード・ノートン
〜あらすじ〜
エリート企業戦士ジャックは、ある日、出張先に向かう飛行機内で、石鹸のセールスマンと称するタイラーという男と知り合う。
後日、自宅が突然の火事に見舞われ、タイラーの家にころがりこむことになったジャックは、タイラーの力強いカリスマ性に次第に惹かれていく。
そして意気投合したふたりは、加入者同士が素手で殴り合う秘密組織“ファイト・クラブ”を設立する。
彼らは暴力的な行為の中で、次第に自己を解放していくが…。
(prime video紹介文より抜粋)
こんな人にオススメ
- 人生を見つめ直したい
- 何をしても楽しくない
- ストレスマックス
© 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.
人間の奥底にある別の感情
人生を考えさせられるような映画
脳内の何かを刺激され、
心の奥底から別の感情を呼び起こさせる
予測不能の衝撃的な展開
絶対に観てほしい映画の一つです。
大手自動車メーカーで車のリコール査定をしているジャック(エドワード・ノートン)はアメリカ中を飛び回っていた。
今日はシアトル、次の日はサンフランシスコにLA、そしてシカゴ空港で目覚めダラスへ
ホテルでの1回分のアメニティグッズに、飛行機で隣になる1回分だけの友達
時差を足したり引いたりの毎日が続き、不眠症に悩まされていた。
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ストレスから高級な家具を通販で買いつづけ、少しでも自分の人生を豊かにしようとしている。
「たまに眠って起きると別の場所にいる」
自分の身体が心配になり、訪れたメンタルクリニックの医師からは、
「心配ない」
「睾丸ガン患者の会合にでてみろよ。あそこにあるのが本当の苦しさだ」
会合に参加したジャックは、ガン闘病中や末期ガンの人らと語り泣くことで、それからはグッスリ眠れるようになった。
ジャックは不眠症が解消されることがクセになり、様々な会合に参加していた。
その日も睾丸ガン患者の会合に出ていたが、とんでもないものが目に飛び込んできた。
明らかに女性が入ってきたのだ。
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ファイト・クラブ (吹替版)
ファイト・クラブ (字幕版)
何もかも失う
会合にやってきた女性はマーラー・シンガー(ヘレナ・ボナム・カーター)
他の会合に行くたびマーラーと遭遇するようになります。
マーラーが目障りで泣けなくなったジャックは再び不眠症に。
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飛行機で目覚めたとき、石鹸を売っているセールスマンが隣にいました。
「家庭にあるものでどんな爆弾でも製造できる」
破天荒なこの男はタイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)
ジャックはタイラーとなぜか馬が合い、タイラーの生き方に惹かれつつありました。
「1回分の友達の中で君が一番最高だ」
名刺をもらいその日は別れます。
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ジャックは仕事から帰ると、凄まじい光景を目にしました。
なんと家が燃えています。
ガス爆発事故があり、焼けた家具一式が外に放り出されていました。
家がない。
呆然としているジャックは、ある名刺を眺めていました。タイラー・ダーデンの名刺です。
ジャックはタイラーに電話し、2人はバーで合流しビールを飲み交わします。
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見栄っ張りが嫌いなタイラーは、必要のないものを買い漁るジャックを見て言います。
「パーフェクトを目指す必要なんかない。頭を切り替えて自然な生き方を」
ジャックはタイラーの家に泊めさせてもらうことになりました。
泊める条件としてタイラーはジャックにお願いをします。
「オレを思いっきり殴れ」
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ファイト・クラブ誕生へ
2人はバーの外で殴り合います。
ジャックはそれが今までになく清々しい気分でした。
「楽しかった。またやろう」
タイラーの家へ行き、2人の奇妙な共同生活が始まります。
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土曜の夜、2人はバーの外で殴り合ってました。
他の客もその光景を見て、興味を持って集まってきます。
ついには参加者まで現れるようになりました。
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つぎつぎと人が増え、気づけば集団となっていました。
そしてこの集団は、非合法の1対1のファイトを行うファイト・クラブへと変貌し、1つのルールを設けます。
「ファイト・クラブのことを口外しない」
ジャックは週末の夜がくるのが楽しみで仕方ないようになります。
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タイラーの魅力が最高の楽しみに
「素晴らしいファイターが、よそではまるで別人」
社会ではどんな役立たずでも、ファイト・クラブでは輝いている。
それはジャック自身も同じでした。
「以前は高級家具を磨いてストレスを発散させていた」
今はもはや「すべてが灰になっても平気だ」
生き方が大きく変化しました。
破天荒な生き方のタイラー
自由を愛し、見栄っぱりが大嫌い。
そのタイラーに魅了された人間が多く集まってきました。
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幸せとはなにか
ブラッド・ピットとエドワード・ノートンの共演で、役柄がまったく正反対。
2人のかけ合いが楽しく、惹きこまれるほど魅力的で、観ているほうを飽きさせません。
タイラー(ブラッド・ピット)の行動はかなりブッ飛んでいますが、言っていることは理にかなっています。
ジャックがストレス解消のために家具や電化製品を買いあさる姿をみて悟します。
「ライフスタイルに仕える奴隷」
「お前は”モノ”に支配されている」
タイラーの家は廃墟のようにボロボロ。
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雨の日は雨漏りがひどく、しかも漏電するので電気もつけられない不自由な生活。
”モノ”がある生活から、”モノ”がない生活へ。
この不自由な生活が、脳を休め1番リラックスしている状態になっているという事実。
ジャックは物欲もなくなり、こんな生活が好きになっていきます。
ファイト・クラブにハマり、まわりの雑音も気にならなくなるのです。
「生きていることを実感できた」
この裏では恐ろしい計画が動いていました。
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隠された秘密
タイラーはジャックに内緒で世間を騒然とさせる計画をたてます。
「いつか死ぬってことを恐れず心にたたき込め」
「すべてを失って自由を得る」
ドン底まで落ちてそこから事実を見ろと、ジャックに事実を何度も突きつけるタイラー
この本当の理由が最後に明らかになります。
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恐ろしい事実が発覚します。
それを知るともう1回観たくなります。
こんなシーンやあんなシーンが「あぁ、こうなっていたんだ」と、よく分かります。
かなり刺激的ですが、深く考えさせられる映画です。休み前日にでもぜひ!
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ファイト・クラブ (吹替版)
ファイト・クラブ (字幕版)