Amazon prime videoより配信中
2022年制作
〜あらすじ〜
ゾンビが発生し、感染拡大を防ぐために隔離された地方都市。
女子高生の早希は、ゾンビとなった家族を 世話するために隔離地域に残り、あまり危険ではないサバイバルを繰り広げる。
ゾンビ発生前には不登校になり、家族との 関係がぎくしゃくしていた早希にとって、 それは新しい生活だった。
ゾンビメイク第一人者の江川悦子(メイクアップディメンションズ)が手掛けた本格的なゾンビを背景に置きながら、ホラーでもアクションでもない終末期の人間ドラマである。
(prime video紹介文より抜粋)
こんな人にオススメ
- 40分くらいヒマな時間ができた
- 軽く現実逃避したい
- なぜか無性に家族愛を感じたい
©︎ARGO PICTURES/ MAREHITO PRODUCTION
ストーリーとテンポの良さ
低予算で見た目のショボさはありますが、ストーリーの筋はしっかりしていて、なによりもテンポ良く、集中力が途切れることなく進んでいきます。
そして最後に感動がまっています。
舞台は地方の田舎町、主役は登校拒否で引きこもりの 高校2年の早季は、両親と、ボケ気味のおばあちゃんと住んでいる。
大学進学で家を出てアメフトをやっている兄と比較されつづけた早季は、自分の殻に閉じこもってしまった。
その田舎町で突如、ゾンビが発生し、またたく間に 広がっていく。もちろん早季の家族も犠牲に。
©︎ARGO PICTURES/ MAREHITO PRODUCTION
怖くないゾンビ映画
ゾンビの動きがトロいので、食料を探すため近所を自由に探索する主人公。
時には襲われそうになりますが、慣れたものでヒョイヒョイと交わしていき、食料を確保したら家に帰り、部屋に引きこもる生活を繰り返します。
「引きこもりは孤独に強いのだ」
「なんだか今のほうがいいね」
こんな新しい生活になり、早紀はゾンビ漫画を描きながら、隔離措置がとられた町で残ろうとします。
©︎ARGO PICTURES/ MAREHITO PRODUCTION
やはり家族愛
自分は家族から必要とされていないのかな
見捨てられているのかな
日常の早季からは、そんなネガティブな感情が見て取れます。
しかし結局は早季は家族を愛し、家族も早季のことを 愛しています。
クライマックスでそれがハッキリとさせられる感動のシーンが待っています。
大作映画もいいですが、こんな低予算の短編映画も たまにはぜひ!
©︎ARGO PICTURES/ MAREHITO PRODUCTION
DEAD OR ZOMBIE ゾンビが発生しようとも、ボクたちは自己評価を変えない