【ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド】　２人の友情に感動します

2019年 アメリカ・イギリス

〜あらすじ〜

1969年、ハリウッドの俳優リック(レオナルド・ディカプリオ)は、自身のスタントマンで世話係でもあるクリフ(ブラッド・ピット)とともにテレビスターの道を駆け上っていた。

しかしハリウッドも時代の流れにより、リックの活動の場は狭くなり、ついには主役は与えられず、別の主役を引き立てる悪役のみになりつつあった。

そんな時、隣の家に飛ぶ鳥跡を濁さずな勢いのロマン・ポランスキーと妻シャロンが引っ越してきた。

華やかな2人とは対照的に、自身の不甲斐なさにリックは絶望感に打ちひしがれ酒に力を借りるようになる。

こんな人にオススメ

世間の飽きの速さ

実話をもとにした作品です。

最後は２人の友情に感動です。

テレビドラマで大人気のリック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)だったが、時代の流れでいまや主役ではなく悪役に徹していた。

公私ともにサポートするリックの良き相棒であり、友人でもあるスタントマンのクリフ(ブラッドレー)と２人でバーで飲んでいた。

そのバーに映画プロデューサーのシュワーズ(アル・パチーノ)が居合わせ、リックを自分のテーブルへと呼んだ。

© 2024 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. ALL RIGHTS RESERVED.

かつては主役だったリックだったが、悪役に徹する様をみて言った。

「君は新しいスターを売り込むためのただの引き立て役だ。もはや世間は君を求めていない」

「２年後にはあらゆる新人スターの”殴られ役だ”」

シュワーズはイタリア映画の出演をリックに依頼した。

主役とはいえイタリア映画そのもののレベルが低く、いわば都落ちだった。

ハリウッドではもはや求められていないことを遠回しに言われ、帰りの道中、リックはクリフに泣きついた。

「もうダメだ。オレは終わった」

「ヤツに何を言われた？」

「オレに関する事実だ」

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２人の絶妙な距離感と友情に感動です！

超大物の２大共演というものは、往々にしてお互いが目立ってストーリー自体が埋もれる傾向にあると思っていましたが、これはまったく違いました。

落ち目のリック(レオナルド・ディカプリオ)をクリフ(ブラッド・ピット)が献身的に支え、しかも奮い立たせてくれる。

目立たすぎす、そして時には暴れるそのちょうど良い加減にアッパレです。

序盤から中盤はリックの苦悩が続きます。

新進気鋭の若手が世間から注目を浴びるようになり、自分はもうこの世界で必要とされていないのではないかと。

世代交代ってやつです。

世代交代の波はどの業界にも

エンタメ業界の人はみんなその中で戦ってますよね。

かつて若い時はとにかく有名になりたい、売れたいとの一心ですが、年をとった後のことまではなかなかイメージできないです。

サラリーマンの世界だって同じです。

４０代、中間管理職。

若い人が育ちバリバリ仕事をこなしていくようになり、自分に求められていることって何だろう？

ひたすら責任を取るだけ？　

みんなそりゃ苦悩しますて…。とにかくアップデートはしていきましょう！

時代に取り残されないようにしないと！

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ハリウッドから一線を離れイタリア映画に出演したリックは、美人女優をゲットし結婚。

大スクープになります。

イタリアでのすべての撮影を終えLAへ帰路についた飛行機の中で、隣で奥さんがイビキをかいて寝ています。

この表現もタランティーノ監督らしくてなんか妙にリアルです。

華やかさの裏みたいで

まとめ

ブラピの演技にも注目です。

相変わらずカッコいいし渋みがあり、そしてヤルときはヤル！って感じで。

もちろん主役より目立つことはありません。終盤の展開は緊張の連続です。ブラピらしいアクションを見せてくれますよ。

オススメの１本です！スキマ時間にぜひ！

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド (字幕版)

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