【グランツーリスモ 】 衝撃の実話

2023年 アメリカ

〜あらすじ〜

世界的大ヒットのドライビングゲーム　　　「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。

父親からは「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」とあきれられる日々。

そんなヤンにビッグチャンスが訪れる

世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」だ。

プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたひとりの男

ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー。

そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちがそこに集結した。

(prime video紹介文より抜粋)

こんな人にオススメ

こんなプロジェクトがあったとは

「ありえない」

映画の序盤で、率直に思ったことです。

ゲーマーがプロレーサーになるなんて。

しかも実話です。

舞台はイギリス

無類のゲーム好きの主人公ヤン・マーデンボローは、１番やり込んでいるゲームがプレイステーションの名作、「グランツーリスモ」

あまりの熱中さに父親からはあきれられ、サッカー選手である弟コビーとも比較され、将来を悲観されていた。

日産が立ちあげたプロジェクト「GTアカデミー」

参加するためにはゲームでの選抜試験を勝ちぬき、そしてホンモノの車で特訓し、そこでもふるいにかけられる。

選抜試験を好成績で突破したヤンは、いよいよホンモノの車で特訓を行うことになった。

ゲーマーからプロレーサーへ

GTアカデミーでは１人しかデビューできません。

ヤンは勝ち残り、ついにレーサーデビューしました。

デビュー後の条件は、６戦し１回でも４位以内に入ること。

それができなかったら契約解消という厳しい条件だった。

他のプロレーサーからすれば、「なんだこいつ、ゲーマーのくせに」と嫌われるなかで、ヤンは好成績を残します。

デビューできることもすごいですが、

そもそも

どんだけリアルなゲームだったんだなと

冷たい視線をよそに、GTアカデミーはヤンたち同じくゲーマーからプロになった他の２名と、ル・マンの ２４時間耐久レースに挑戦します。

この事実を、映画を観終わったあとに必ずWikipediaで調べること間違いないです。

レースの映像は大迫力です。

ドキドキ感が止まらず、 終盤にかけて壮絶なシーンもが受けています。

レース中の状況をあえてゲームのように表示したり、 各チームの順位をすごくわかりやすくしています。

たかがゲーム、されどゲーム

ゲームを人生にする。

この映画を観ると、プロゲーマーのパイオニアたちの 凄さを思い知りました。

1990年代、格ゲーが爆発的にブームだったあの時代

ゲーセンに入り浸り、熱中しすぎると変な目で見られていた時代。もちろん家でも。

その時代からコツコツと練習し、そして世界を相手に 賞金を稼ぐことを切り開いた男たち

プロゲーマー・梅原大吾さんらが実現した道、そして それがとてつもなく孤独な闘いを続けてきたことに尊敬の念を抱きます。

グランツーリスモ