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prime videoでオススメ【イエスタデイ】 笑いあり感動ありの良作です

116分

Amazon prime videoより配信中

こんな人にオススメ

  • ビートルズは大好き
  • 曲はよく聴いたことがある
  • 気持ちよく感動したい

〜あらすじ〜

売れないシンガーソングライターのジャックが音楽で有名になるという夢をあきらめた日、12秒 間、世界規模で謎の大停電が発生──。

真っ暗闇の中、交通事故に遭ったジャックが昏睡状態から目を覚ますと…

あのビートルズが世の中に存在していない世界に!

彼らを知っているのはジャックひとりだけ!?

ジャックがビートルズの曲を歌うとライブは大盛況。

そしてエド・シーランのツアーのオープニングアクトを任され、ついにメジャーデビューのオファーが舞い込んでくる。

思いがけず夢を叶えたかに見えたジャックだったが──。

(prime video紹介文より抜粋)

(C)Universal Pictures

ビートルズのない世界

こんなファンタジーも面白いです。

愛する人か夢のどちらを選ぶか

観終わったあと、ビートルズが聴きたくなります。

スーパーマーケットで働きながら地道に音楽活動をしていたジャック。

ついにフェスティバルへ招待された。

しかしそこは小さなテントの中で、客もまばら

幼馴染でマネージャーとしていつも献身的に支えてくれるエリーに、つい本音をこぼす

「もうやめよう」「ショボい結末だけ」

それでもエリーは励ましてくれる。

失意のなか自転車で帰宅中のジャック、そして突然の12秒の大停電が襲った。

目の前は真っ暗になり、ジャックはバスにはねられ入院した

退院祝いにマネージャーのエリーと友人がアコースティックギターをプレゼントしてくれて、1曲演奏することに。

演奏した曲はビートルズの「イエスタデイ」

歌い終わったあと、みんなが唖然としている。曲の良さに感動して言葉がでないのだ。

エリーがジャックに聞いた。

「今の何よ? いつ書いたの?」

(C)Universal Pictures

とにかくパクリまくり

エリーとの会話の中に、ビートルズの曲を絡めてもまったく伝わりません。

からかわれていると思いエリーにきつく当たってしまいます。

何かがおかしい

急いでインターネットで「ビートルズ」を調べても曲はおろか、バンドそのものがヒットしていませんでした。

しかも自宅にあるビートルズのレコードもなくなっていた。

ビートルズそのものが存在していないのだ

ジャックは自分に問います。

「やるのか?」「できるのか?」

世界でジャック1人だけが知っているビートルズの曲

ひたすらビートルズの曲を練習し、ライブで披露することを決心します。

もちろん自分の曲として

(C)Universal Pictures

ビートルズのすごさ

最初は注目されなかったが、1人のプロデューサーに見出されCDを作成します。

そのCDのおかけでジャックはテレビ局に出演を依頼されますが、「歌う店員」として面白おかしく紹介されただけでした。

扱いのひどさに絶望し悩んでいるジャックは、エリーに曲の秘密を告白しようとした矢先、ジャックのスマホに着信が入ります。

電話の相手はエド・シーラン(演者:本人)でした。

エド・シーランに気に入られたジャックは、エドのツアー前座をお願いされます。

嬉しさのあまり舞い上がるジャック。即座に快諾します。

ツアーが開始し、予定通り前座を務めるジャック。

これが大盛況で、エドもその実力に惚れます。

その実力をもっと確かめたいエドは、ある提案をします。

「10分でどっちが名曲を書くか」

ツアースタッフの投票で勝ちが決まるこの勝負、エドの勝ちは当然と思われていました。

ジャックが選んだ曲はビートルズの「ザ・ロック・アンド・ワインディングロード」

ジャックの演奏にみんな静まり返ります。唖然としているのです。

演奏後、エドはジャックに言います。

「いつか誰かに抜かれると。ジャック、それが君だった」

エドは素直に負けを認めたのでした。

(C)Universal Pictures

引くに引けない状況

この出来事はエドのマネージャー・デブラにも認められます。

デブラからレコーディングを打診され、ロサンゼルスに招待されます。

ジャックは即、承諾します。

ついにメジャーデビューできる記念に、家族やエリーを自宅に招いてパーティーをひらきます。

ジャックは大物の仲間入りを果たしデブラという敏腕マネージャーが付くということは、かつてのマネージャーであるエリーとはもう会えなくなります。

エリーはジャックに聞きます。

「なぜ私はこの枠なの? ”友達・マネージャ・付き人”の枠」

ジャックにはエリーの気持ちがわかりませんでした。この言葉が最後の最後にジャックの運命を左右します。

LAでのレコーディングが始まります。5曲を無料配信し、その後アルバムを作成しメジャーデビューです。

配信された曲はSNSで拡散され、またたく間に大ヒット。

「ポップ・ミュージックのシェイクスピアだ」

「音楽の概念を変えた」

ジャックの想像を遥かに超え、一躍時の人となります。

(C)Universal Pictures

元マネージャーと現マネージャーの違い

マネージャー・デブラはビジネスに徹しています。

売るためには徹底した戦略のもとに動きます。

デブラにとってジャックはただの商品でした。

時間は分刻み、ジャックにきつい口調で曲の作成とレコーディングを催促します。

かたや愛情を含めて献身的にサポートしてくれていたエリーのことを、どこか忘れられずにいました。

デビュー・アルバムのレコーディング中に、エリーから連絡が入ります。

「カレができたの」

聞かされたジャックに”おめでとう”という気持ちはなく、ジャック自身どこか虚しさが漂っていました。

(C)Universal Pictures

最後の選択

そしてついにメジャーデビューし名声を得たジャック

ツアーはどこも大盛況

デブラから言われます。

「エド・シーランはしょせん繋ぎ」

「あなたはメシア。この世に降り立つ最高の音楽家」

ジャックにとってはとても重たい言葉です。

パクリという罪悪感から、悩み続けていました。

そしてジャックは最後の行動に移します。

自分の素直な気持ちに生きるためにです。

(C)Universal Pictures

感動の結末

金と名声をとるか、愛をとるか

ジャックはある人に出会い、アドバイスを受けることで決心します。

その人との出会いはジャックにとっても観ているほうも感動します。

2人のやり取り1つをとってみても、どこか感慨深く、心に打たれるものがあります。

そしてジャックがとった最後の行動がこのストーリーを締めくくります。

(C)Universal Pictures

エド・シーランの出演シーンは多く、演技はほんとうに上手です。

エドに似せた俳優さんが演じていると言われても不思議じゃないくらいです。

休日前の夜にでも感動を! ビートルズ好きも、曲だけ好きな人も存分に楽しめます。

(C)Universal Pictures


イエスタデイ (字幕版)


イエスタデイ (吹替版)
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