戦場

prime videoでオススメ【マン・ダウン】 あらすじと感想

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2016年 アメリカ

〜あらすじ〜

米軍の海兵隊員ガブリエル・ドラマー(シャイア・ラブーフ)は、妻ナタリーと息子ジョナサンを故郷に残し、アフガニスタンへと向かう。

戦場での任務は想像以上に過酷なものであったが、故郷で待つ妻と息子の存在がガブリエルを奮い立たせた。

そしてついに、アフガニスタンからアメリカへと帰還する。

しかし、たどり着いた故郷の街は、建物や橋が崩壊し住人たちの姿も消えていた。

まるで異世界に迷い込んだかのよう に、懐かしき面影は失われていた。

この街に一体何が起こったのか? ガブリエルは、共に帰還したデビン(ジェイ・コートニー)と、荒廃した街でナタリーと ジョナサンの行方を探すが、、、

(prime video紹介文より抜粋)

こんな人にオススメ

  • 終末世界モノが大好き
  • 人間のメンタルが壊れていく様子を観てみたい
  • とんでもない結末を観てみたい

(C)2016 Man Down, LLC. All Rights Reserved

ただの戦争映画ではありません

考えさせられる映画です。

主人公の海兵隊員であるガブリエル(シャイア・ラブーフ)は家族想いで、妻と息子にも優しい父親。

ほどなくアフガニスタンに派遣され、同僚のデビンも遅れて参加し、そして共に戦場の壮絶な経験をすることになった。

過酷な任務を終え故郷に帰ると、なんとその故郷は戦争で攻撃されたかのように建物は崩壊しており、廃墟のようにゴーストタウンと化していた。

なぜ街が崩壊しているのか。

理由も分からず、ガブリエルは妻と息子を探して保護するため、同じく帰還したデビンに協力してもらう。

(C)2016 Man Down, LLC. All Rights Reserved

精神的にも追い詰められ

かつてアフガニスタンの戦地で、ガブリエルは上官に呼ばれ面談をすることになります。

面談の内容は、自分の家の住所や身の回りのこと、そして戦闘の状況の確認をさせられます。

ガブリエルはこの面談の意味のなさと上官に対しての不信感も抱きながらも答えていきます。

その上官は悪役で有名な「ゲイリー・オールドマン」です。

この配役は、観ているほうに後々の展開を何か「こういう状況だぞ」と強く訴えているような感じがあります。

なによりもこの上官とのやり取りの内容は、ガブリエル自身もメンタルが崩壊しかかってることを表現しているように思わせてくれます。

(C)2016 Man Down, LLC. All Rights Reserved

この映画の意味の深さ

この映画で最も伝えたいことはPTSD(心的外傷後ストレス障害)に対してです。

戦闘から帰還した5人に1人が自殺している現状があります。

映像になんとなく全体にモヤがかかっているような描写がされています。

これが何か意味を含んでいるような雰囲気にさせています。

街の崩壊の謎とは、そして最後にとんでもない「大どんでん返し」が待っています。

(C)2016 Man Down, LLC. All Rights Reserved

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