Amazon prime videoより配信中
2015年 イギリス・アメリカ・フランス
〜あらすじ〜
28年前、まだ少女だったリビー(シャーリーズ・セロン)は、自宅で就寝中に何者かによって、自分の母親と姉妹を惨殺された。
そして犯人として逮捕されたのが、近所でも評判の悪い兄のベンだった。
家族を失いながらも大人になったリビーは、寄付金や本の出版で働かず自堕落な生活を送っていた。
そんな中、とあるクラブに参加することになり、そのクラブで「兄のベンは無実」と主張する団体に出会う。
しかし当時のベンは刑に服することを望んでおり、この無罪という主張にムリがあることに疑念を持ちながらも、リビーは行動する。
(C)2014 DAMSELFISH HOLDINGS,LLC ALL RIGHTS RESERVED.
悲しい家庭環境
人間ドラマ好きやドロドロさ加減が好きな人にはオススメです。
事件前の家庭の様子ですが、父親はどうしようもないクズで家出中、母親が4人の子供を一生懸命に育てています。
逮捕された16才の長男がこの映画のキーパーソンです。
普段の家庭生活のなかで、母親も長男に対し上手く接してあげれず、まともに向き合えていない様子がヒシヒシと伝わってきます。
長男に対し「もうちょっと分かってあげていれば」というどこの家庭にもあるような、後悔にも近い感情が湧き出てきますよ。
(C)2014 DAMSELFISH HOLDINGS,LLC ALL RIGHTS RESERVED.
道をそれてしまった同級生も
この映画で表現されているのは、子供がいつの間にやら大人になりつつあるということです。
やはり子供は親が知らないうちに成長するものですね。しっかりと自分なりの考えを持ち、夢に向かって走っています。
28年前と現代のシーンが交互に切り替わって進んでいきますので、当時子供だった同級生や近所の子らが、どう大人になっているかを観るのも楽しみな1つです。
もちろん、
意外な結末が待っています。
様々な人間の感情が入り交じる、スキマ時間にオススメの1本です。
(C)2014 DAMSELFISH HOLDINGS,LLC ALL RIGHTS RESERVED.