amazon prime videoよりレンタルにて配信中
2004年 アメリカ
〜あらすじ〜
マックスはロスのタクシー運転手。いつかリムジン・サービスの会社を持つことを夢見て今の仕事は腰掛だと思いながら日々働いていた。
ある日、マックスは検事のアニーを乗せる。社内での会話から、2人は互いに好感を持つ。
アニーをおろした後に乗せた客は、ヴィンセントという男だった。一見ビジネスマン風。
一晩で5ヶ所を回って仕事を済ませなければならないので、マックスの腕を見込んで、ハイヤーとして雇わせてくれてと言う。
マックスは高額の報酬に釣られて承諾。だが、ヴィンセントは実は麻薬組織に雇われた殺し屋で、裁判で不利な証言をする者たちを消すのが仕事だった。
(prime video紹介文より抜粋)
こんな人にオススメ
- 悪役を演じるトム・クルーズを観てみたい
- クールなビジネスマンの仕事っぷりをみたい
- フリーランスに憧れる
© 映画.com フォトギャラリー
日常の中に潜む恐怖
タクシー運転手の乗せた客が異常な殺し屋だったら…
冷酷非道のヒットマン「ヴィンセンス」、そのヴィンセンスを演じるトム・クルーズの雰囲気に注目です。その雰囲気はクールすぎて不気味さを感じるほど。そして仕事は見事なまでにそして残酷にキッチリこなす。
マジメで乗客にも評判によいタクシー運転手のマックスと、冷徹な殺し屋ヴィンセンスが絡んだらどういう結末をむかえていくか
そんな2人の会話のやり取りの面白さと壮絶なアクションシーンがこの映画の特徴です。
セリフにも重さが
ヴィンセント(トム・クルーズ)は悪役でありながら、哲学的なセリフにも注目です。言葉に冷たさと重さがあり、なにやら納得させられるセリフもあります。
マックスは独立してリムジンサービス会社をやりたいとの思いがあり、そのまま12年の間が過ぎていた。そんなマックスにヴィンセントは、「鏡を見ろ。お前は本気でやろうとしていない」
言い訳をつけて行動しないマックスの夢に、正論をぶつけます。
いつも何かのせいにして、なかなか行動しようとしないのは往々にしてあるパターンです。他にも世の中の矛盾をついたようなセリフがところどころにあり、無慈悲な悪者ながらも、なぜか共感してしまう不思議な気分になります。
壮絶なアクションシーン
トム・クルーズといえばアクション。そのアクションシーンも盛り沢山です。
ターゲットをとことん追い詰める様はターミネーターを彷彿とさせ、走り方や銃の撃ち方から格闘まで、トム・クルーズらしいカッコいい最高の動きをみせてくれます。
しかしアクションシーンはかの「イーサン・ハント」に見えてしまいます。それだけ印象が強いってことですが…
トムさんはやっぱり悪役には向いていないのかなと感じてしまいますが、またそこも魅力的なのが、今もなおトップを走り続けれる所以ではないかと思います。
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