サスペンス

prime videoでオススメ【プリズン・エスケープ】すさまじい緊張感が伝わる作品です

イギリス・オーストラリア 106分

prime videoよりレンタルにて配信中

こんな人にオススメ

  • 刺激がほしい
  • ドキドキ感がほしい
  • 「実話をもとに...」が大好き

〜あらすじ〜

南アフリカ人のティムは、白人でありながら、ネルソン・マンデラ率いる反アパルトヘイト組織「アフリカ民族会議(ANC)」に加わり、秘密作戦を実行したために、同胞のスティーブン・リーと共にテロリストとして 1978年にプレトリア刑務所に投獄された。

最高警備を誇るプレトリア刑務所に収監後、ティム、スティーブンらは、アパルトヘイト政権に対し抵抗の明確なメッセージを送るために脱走を決意する。

厳しい監視の目がある中、ティムらが脱出の手段として挑んだのは、無謀とも言える木鍵の制作だった。

(prime video紹介文より抜粋)

(C)2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

悲劇の始まり

実話です。

最高のドキドキ感がここにあります。

主演はハリー・ポッターでおなじみのダニエル・ラドクリフ

緊迫のシーンをこれでもか! というくらいに素晴らしく表現しています。

1978年 南アフリカ

白人でありながら、人種差別制度のアパルトヘイトの撤廃を訴えたティム・ジェンキン(ダニエル・ラドクリフ)とスティーブン・リー

黒人解放を訴えた罪でプレトリア中央刑務所へ投獄される。

刑務所の中は10個の扉があり、外は高い壁に囲まれており、建物にはスナイパーが配備されている。

それでも2人は脱獄を計画する。

「刑期を全うするつもりはない」

(C)2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

脱走の方法

「脱獄したい」 なんて考えても実現できない。

みんなとにかく刑期だけを全うしたいのに、2人は脱獄を実行しようとします。

ティムは毎日毎日、脱出の方法について考えます。

悩んで悩んでそして

「すべてを知る必要はないと悟った」

「知識は量より質だ」

あれやこれやと難しく考えるのではなく、やれることから始めようとします。

ある日、囚人部屋にある鍵穴が目に留まります。そこで鍵を作ることを思いつきます。

どうやって作るか?

木で鍵を作ることを思いつきます。

刑務所には木工室があり、そこからひそかに調達して囚人部屋で毎夜コツコツと作ります。

そしてついに完成した鍵で、自分の部屋の扉を開けることに成功しました。

(C)2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

強烈な緊張感

刑務所にある10個の扉

脱走の本番に向け、毎夜、どこまで扉を開けれるか行けるところまで行きます。

この行動が凄まじいほどのスリル感を演出してくれます。

バレないように看守の動きを予測しながら行動しますが、急に想定外の動きをされピンチに陥ります。

とにかく見せ方が上手です。

少しづつ近づいてくる看守、焦るティム、手が震え、汗も吹き出してきます。

(C)2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

生きるか死ぬかの脱走劇

木の鍵なんて折れないの? 

と思いますが、折れました。

鍵穴に木が残っていたら、当然あやしまれます。

ティムの焦りようが観ているほうをドキドキさせてくれます。

脱獄に失敗したら刑期は25年延長され、もう刑務所からは出られないと思っていい。

その焦りがこちらまで伝わってきます。

こんなシーンが何度も襲いかかってきます。

看守らも黙ってはいません。あやしい動きをする一部の囚人たちを警戒し、警備を強化します。

すべての囚人部屋をしらみつぶしに調べます。持ち物検査です。

そしてティムの部屋には木製の鍵があります。

このピンチをどうやって回避できるのか

最高に盛り上がるシーンです。

そしてついに...

ついに脱獄に向けて行動します。

味方になってくれる囚人もいます。同じ「反アパルトヘイト」の囚人たちです。

みんな同じ思いです。同じ信念をもっています。脱獄を助けようと看守の目をそらそうとしたり、間接的に助けてくれます。

最後の最後までハラハラドキドキさせてくれます。

日本人にはあまり縁のない「アパルトヘイト」

この制度がいかに害悪かということを、冒頭の実際の映像シーンで思い知らされます。

そしてこの人種差別に対し、自分の人生を賭けて立ち向かった人たちがいたことを、この映画で強く感じさせてくれました。

休日のヒマなときにでもぜひ!

(C)2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

RELATED POST