Amazon prime videoより配信中
113分
こんな人にオススメ
- 仕事だけに生きている気分
- あっという間に1年が終わる
- 会社をやめたくて仕方ない
(C)2017「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
〜あらすじ〜
ブラック企業で働く青山(工藤阿須加)は、ノルマ・長時間労働・上司のパワハラで精神的に追い詰められていた。
疲労のあまり、駅で電車に跳ねられそうになってしまった青山を助けたのは、幼なじみのヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男。
青山はその男を覚えていなかったが、ヤマモトの強引なペースに乗せられ一緒に時間を過ごすうちに、前向きになり仕事も順調に進んでいくようになる。
そんなある日、青山がヤマモトについて調べると、何と3年前に自殺していたことが分かる。
あの男は一体何者なのか?そして、ヤマモトから勇気をもらった青山が下す決断とは・・・?
(prime video紹介文より抜粋)
毎日が辛い、だからこそ希望が見える
心が持たない
こんなブラック企業はまだ存在します。観ていると辛くなるところがあります。
人生を1度見直してみたい。そんな作品です。
「楽になりたい」
夕方に上司の山上部長(吉田鋼太郎)に仕事を押しつけられ、残業をしていた青山(工藤阿須加)は、遅くに帰宅していた。
電車まちのホームで、そんなことを考えながらフラフラ倒れ込むように線路に落ちかけたところを、間一髪でヤマモト(福士蒼汰)に助けられた。
ヤマモトは突然家にきて遊びに誘ったり、飲みに誘ったりとかなり強引なところがあるが、青山にとってはイヤイヤながらも少しずつ会うのが楽しくなってきていた。
ある日、青山は歩いているヤマモトの姿を見かけた。
普段のヤマモトと違いずいぶんと暗い感じで、つい後をつけてしまった。
ヤマモトはバスに乗った。青山は追いかけてバスの「行き先」をみた
「流山霊園」と書かれたバスだった。
(C)2017「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
不審だらけの友人
「空みてみ」
青山がヤマモトと出会い、ヤマモトのヤンチャっぷりに、心を削られ腐っていた青山が少しずつ人間を取り戻していきます。
青空や夕日をまともに見ていなかった青山は、腐りかけていた心を少しづつ取り戻し、考え方もポジティブになり、仕事が良い方向に影響します。
取引先にもかなり積極的にアピール、大型契約をものにします。
ヤマモトと祝い酒飲んでいる最中に、青山のケータイに地元の友達から連絡が入り、衝撃的な一言を言われます。
「ヤマモトは今、ニューヨークにいる」
目の前のヤマモトは存在していないことが発覚した。
(C)2017「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
まるで身内のように心配してくれる
順調にすすんでいると思った矢先、大クレームが入ります。その大型契約のクライアントからです。
些細なミスで会社は大損し、上司からけなされ、担当からはずされ、再び精神的に病んできます。
ヤマモトは真剣に心配します。身内のように、そして親友のように。
「仕事変えたほうがええんちゃう?」青山にソっと優しくささやきます。
なぜそこまで心配してくれるのか?
ヤマモトは偽物なのか?
そのヤマモトの秘密も終盤に判明します。
(C)2017「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
友情を感じる感動のシーン
相変わらず上司からパワハラを受ける青山は、実際にありそうな光景で見ていられないシーンが連発します。
ついに極限まで追いつめられた青山はビルから飛び降りようとします。
そこに息を切らせて現れたヤマモト、必死で青山を説得します。
「人生は誰のためにあるんや」
そのセリフの裏には、残された家族が1番辛い思いをするということ
感動のシーンです。
(C)2017「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
助ける意味
最終的にはタイトルそのままの結末が待っています。
ヤマモトとの掛け合い、ヤマモトはなぜそこまでしてくれるのか
そこに行き着くまでの過程、事実がすべて分かったとき、ひとしおの感激が待っています。
仕事で悩んでいるときこそ、心に響く作品です。
パワハラ上司役の吉田鋼太郎の演技はさすがの一言です。
休日前の寝る前にでもぜひ!
(C)2017「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会
ちょっと今から仕事やめてくる