Amazon prime videoより配信中
2022年 アメリカ
〜あらすじ〜
大学生でありルームシェアをしている黒人のクンレとショーンは、卒業前のパーティ7つを1晩で制覇するという計画を立てる。
学校を終え、パーティに参加するため準備をしようとした矢先、自宅の玄関のドアが空いており、家の中に酔い潰れた若い白人女性が倒れていた。
2人は警察も呼べずパニックになり、あろうことか女性を車で運び出す作戦に出た。
こんな人にオススメ
- 単純じゃない青春ドラマを観てみたい
- アメリカの実情を知りたい
- 学生時代を思い出したい
アメリカ社会の闇
隠れた名作です。
青春コメディかと思いきや大きな社会問題をあつかっています。
内容は、日本人には分かりづらい人種差別問題を取りあげています。
なぜ警察を呼べないのか? なぜ酔いつぶれた白人女性に対して、尋常じゃないほど警戒するのか?
疑問が生まれますが、その疑問は主人公達の会話でハッと気づかされます。
なんと終盤につれスリラーっぽくなってきます。波乱ありのこの展開は「こりゃヤバいんじゃないか?」と
親友同士が、果たして本物の友情なのかがまさに試されます。
若い頃の純粋な友情
若いころの友情は、損得なしで純粋に気があう仲間たちですよね。
年をとってからの友情関係の構築は、見栄や欲などいろいろな感情が渦巻き、「純粋な気持ち」でというのがまあ難しいものです。
ああ、あの頃に戻りたい...
そして、
もちろん感動もありです。
お休み前のオススメの1本です。ぜひ!
以下、少しネタバレです。
銃社会の恐さ
終盤に主人公を囲む警察たちがいますが、警察達の顔や上半身をほとんど映しておらず、警察の足元しか映していないカメラワークです。
少し不気味な感じがします。
あえて主人公目線にしており、恐怖で顔を上げることができないほど追いつめられていることをアピールしているようでした。
まさに今回のテーマを強調しているような気がします。
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