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2006年 制作
〜あらすじ〜
フル3DCGで制作された「MSイグルー」シリーズの第二弾。
宇宙世紀0079年
後に“1年戦争”と呼ばれるジオン独立戦争において、ジオン公国は新兵器・新型機を矢継ぎ早に戦場へと投入。
その新兵器等を実用試験する部隊が存在した。
その部隊の名は、「第603技術試験隊」。
ジオン軍の敗色が濃厚となっていく中、ア・バオア・クーで第603技術試験隊の最後の戦いが始まる…!!
(prime video紹介文より抜粋)
前作に引き続き名作です
前作「機動戦士ガンダム MS igLoo 1年戦争秘録」の続きで、ジオン軍の地球からの撤退後〜ア・バオア・クーまでの、まさに1年戦争のクライマックスが舞台です。
前作はこちら→【機動戦士ガンダム MS igLoo 1年戦争秘録】
前作よりもかなり深掘りしており、1年戦争のあの有名な場面がところどころに登場するので、ファンにはたまりませんね。
そう、ハッキリとは表現されていませんが、もしかしたらあのキャラなの?と思わせるシーンが今作品にはあります。
そしてなんと、あのカリスマキャラも…!
今回は最終決戦までありますので
大迫力な戦闘シーンの数々
そして
感動の嵐です。
前作同様、音楽がいいので、盛り上がるシーンでのこの曲は気分が最高潮にまで達します!
3話構成です。
Amazonプライム会員に登録する第1話 ジャブロー上空に海原を見た
(C)創通・サンライズ
〜あらすじ〜
第603技術試験隊の新たな任務は試作兵器「モビルダイバーシステム」の運用試験であった。
ジャブローから打ち上げられる地球連邦軍宇宙艦艇を撃墜するという任務がモビルダイバーシステムに課せられる。
だが初回の試験は失敗。2度目のミッションでは、大気圏を離脱するブースター装備のサラミス3隻を狙うが…
(prime video紹介文より抜粋)
あの最強モビルスーツが…
今回の任務にあたるのは海兵のヴェルナー・ホルバイン少尉。
危険とわかっていながらも挑戦するその面構えは、生意気ですが何か憎めない、男気のあるいい男です。
そして最初の任務でのつかみはバッチリです。その人間性に引き込まれて感情移入すること間違いなしです。
今回の試作兵器は、なんとあの女性にも人気の
ズゴック!!
そのズゴックに特殊兵装を装備し、衛星軌道上からダイブ!
大気圏に突入しそのまま落下!
態勢をととのえ、打ち上げ中のサラミスに一斉射撃!
ズゴック…海では最強なのにこんな扱いに…
(C)創通・サンライズ
大迫力のミッション!
地球連邦軍の拠点ジャブローから打ち上げられる戦艦を、試作兵器で撃ち落とすというなんとも曲芸的かつ超危険なミッションが今回の任務です。
ジャブローから戦艦サラミスとマゼランが打ち上げられるシーンはそれはもう大迫力です。
そして、危険な運用試験に挑んでいる時のそこから流れる音楽はガンダム好きでなくともゾクゾクしてきます!
そしてなんとコアブースターも登場します。ジャブローでコアブースターはまさかホワイトベースのあの人達では…
と、思いたいですが時系列は詳しくはわからないので、そんな想像してニヤニヤするのも楽しいですね。
(C)創通・サンライズ
第2話 光芒の峠を越えろ
(C)創通・サンライズ
〜あらすじ〜
宇宙世紀0079年12月30日、第603技術試験隊にア・バオア・クー参集の命が下り、駆逐モビルポッド「オッゴ」の実戦での評価試験を行うこととなった。
オッゴのパイロットとして着任したのは実戦経験が皆無の年少兵たち。
その中にモニク・キャディラック特務大尉の弟、エルヴィン・キャディラック曹長がいた。
(prime video紹介文より抜粋)
総力戦の緊張感が伝わる
ジオン軍は宇宙要塞ソロモンを失い、連邦軍がジオン本国へ迫ろうとしてきます。
いよいよ最終決戦間近の緊張感が、冒頭のナレーションからヒシヒシと伝わってきます。
そしてここから双方とも主力を集結させますので、有名なあんなモビルスーツやこんなモビルスーツが登場します。
そう、「ソロモンの悪夢」のあの御方も…と想像できる(したい)シーンもあったりします。
今回の悲しい、もとい活躍するであろう登場人物は、ヘルベルト・フォン・カスペン大佐。指揮官なみの人物がこんな試験隊に派遣されました。
最初は憎たらしく、やたら戦闘狂の人物ですが、最終話ではその印象が変わりますよ。
(C)創通・サンライズ
悲劇の少年兵
駆逐モビルポット「オッゴ」の運用試験を実施するために、再び新たな兵が到着します。
しかし到着したのはなんと少年兵。カスペン大佐は置いといて、今回の戦闘に参加するのは少年兵だったわけです。
それがジオン軍の学徒動員兵です。
第603技術試験隊は少年兵をともない「月面基地グラナダ」へ向かい、連邦軍のサラミスとボールと戦闘に入ります。
なにげにボールも強いんですよね
(C)創通・サンライズ
重みのある言葉
新たな兵(少年兵)が到着する前に、カスペン大佐が試験隊メンバーにぼそっと言います。
「勇者たちは皆ソロモンに焼かれた…」
宇宙要塞ソロモン戦において、ドズル閣下率いる最強精鋭ぞろいの宇宙攻撃軍が、ソーラ・システムとあの第13独立部隊もいる連邦軍主力にやられたことが、 ものすごーく伝わってくる無念の言葉です。
そして悲劇はさらに最後に待ち受けています。
(C)創通・サンライズ
第3話 雷鳴に魂は還る
(C)創通・サンライズ
〜あらすじ〜
宇宙世紀0079年12月31日、ついに「ア・バオア・クー攻防戦」の火蓋は切られた。
第603技術試験隊にもモビルアーマー「ビグ・ラング」をもってEフィールドを防衛せよとの命令が下る。
オッゴ、ヅダ、ビグ・ラングの奮闘も空しく戦況は悪化。ヨーツンヘイムも連邦軍の猛攻に曝される。
第603技術試験隊の運命はいかに?
(prime video紹介文より抜粋)
ジーク・ジオン!!
冒頭でとんでもない声を聞くことになります。
閣下…!
思わず付いていきそうになりますね。
悲劇にみまわれながらも「第603技術試験隊」はついにア・バオア・クーに、しかも一戦力として防衛に加わります。
連邦軍の総攻撃、そして意地の反撃のジオン軍。ここから大迫力の戦闘シーンが待ち受けています!!
(C)創通・サンライズ
こんな演出をもっとくれ
大好きな演出があります。 第603技術試験隊も、最後に与えられた兵器、モビルアーマー「ビグ・ラング」をもって奮闘します。
しかもビグ・ラングは機体が赤なので、連邦軍が一瞬ひるみます。
「赤いモビルアーマー…? なんでこんな宙域に」
まさかの赤い彗星と勘違いさせたわけですが、こういった演出はどんどんやって欲しいです。
(C)創通・サンライズ
さらに最後のシーン、あの人が乗る艦が…
ドロスが沈む瞬間がなにか悲しくなりましたね…。ア・バオア・クーは奮戦むなしく陥落します。
主人公たちが守るEフィールドは連邦軍の攻撃が手薄なので、ジオン艦隊はそこから撤退を開始します。
そこで指揮官が乗る戦艦グワジンの姿が映ります。さらにその姿を強調するカメラワークになります。
そう、これに乗っているのは
赤いあの人では…!
想像させてくれます。しかし状況からすれば間違いないかと!
個人的には、ほんの一瞬でも第13独立部隊の姿が映ってくれれば最高でしたね
細かな事は言いません。最後のこの熱い戦いと結末を観ていただければ!
(C)創通・サンライズ