サスペンス

prime videoでオススメ 【ギルティ】 予測不能の衝撃的結末

Amazon prime videoより配信中

2019年 デンマーク

〜あらすじ〜

警察官であるアスガー・ホルムは、かつて現場で民間人を射殺したことにより、現在は緊急通報司令室のオペレーターとして事件や事故の緊急手配をこなしていた。

ある日、女性からの緊急連絡が入り、やり取りをする中でその女性が子供に話すような不自然な言葉に、アスガーはとっさに女性が誘拐されていると悟る。

こんな人にオススメ

  • いい緊張感を味わいたい
  • 少々のことじゃ動じない
  • 仕事に行き詰まっている

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

イタズラか事件か

舞台は地味なのに

これほどまでの緊張感

衝撃の展開です

デンマーク・コペンハーゲンの緊急通報指令室

アドガーは1本の緊急コールをとった。

相手は女性、泣きそうな声で

「ハーイ」

アドガーは、

「こちら緊急ダイヤルですが、助けが必要?なぜ電話を?」

返答は

「忘れて」

酔っ払いや些細なケガ人からの通報の対応も多いこの仕事

まったく会話が噛み合わないやり取りにアドガーは、いたずらだと思い電話を切ろうとすると、女性の一言で状況が変わる

「いまドライブ中よ。心配しないで」

アドガーはすぐに不審点に気づいた。

女性は子どもに電話しているフリをしていた。何者かに連れ回されていたのだ。

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

悽惨な現場

誘拐された女性はイーベン、そして誘拐犯は元夫のミケルでした。

ミケルは暴行罪で逮捕歴もあります。

アドガーは状況を確認するためイーベンの自宅に電話をかけると、イーベンの6才の娘マチルダが電話にでました。

「パパが来てママに怒鳴って、弟オリバーの部屋へ行って大声でわめいて」

「ママの髪の毛をつかんだ。パパがナイフを持って2人でどこかへ行った」

アドガーは警官をイーベンの家に生かせます。

到着した警官はマチルダは保護し、アドガーと無線でやり取りをしながら家の状況を確認します。

そこで見たものは悽惨な現場でした。

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

悲惨な事実

部屋の中を調べる警官

弟オリバーの部屋に入ると、警官は言葉に詰まります。

部屋中が血まみれの状態とオリバーの無惨な姿でした。

「赤ん坊は死んでいる。体を切り裂かれている」

アドガーは怒り狂い、ミケルに電話し声を荒げます。

「お前は加害者だ! 罰を受けろ!!」

2人の気持ちに変化が

イーベンのことを見捨てたくないアドガーは、勤務交代の時間になっても、別室で仕事を続けようとします。

イーベンに近くに武器になるものを用意し、殴るよう指示します。

イーベンを励ますため、日常の楽しいことやお出かけしたことを話します。

イーベンはアドガーを頼り、自分のことを話し始めます。

話しをしているうちに少しづつお互いが気になり始めます。

イーベンは言います。

「あなたが好きよ」

「僕も君が好きだ」

ついにお互い告白してしまいます。

しかしその後、衝撃的な展開が待っています。

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

これだけの舞台でここまで出来る凄さ

誘拐されていると判断したあとの、そこからのやり取りが終始、緊張感たっぷりに進んでいきます。

何より驚かされるのは、

すべて室内だけのやり取りです。

室内だけでこれほどまでに緊張感を高める作り方ができるのは正直脱帽ものです。

「この仕事は通報者に感情移入してはいけない」

と、ある映画でのセリフがありました。

まさにそれを思い出させ、それがますますこの映画に引き込ませます。

詳しくはコチラ。同じ状況でとてつもない緊迫感が伝わってくる映画です。

【ザ・コール】

主役は相手の電話口から聞こえる震えた声や、時にはパニック状態になっているのを必死で抑えようとします。

1人の警察官としてではなくもはや身内のように何とか助けようと、勤務交代の時間になっても別室に移動してでも対話し続けます。

そう、感情移入してしまうわけですね。

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

誰しもが過去に何かを抱えている

主役のアスガー自身も過去に色々と問題を抱えていました。

その過去に未だに囚われている状態から抜け出れずにもがき苦しんでいる姿が、この行動からも感じ取れてしまいます。

そして無事に解決できればいいなと思いながらも、

とまあ最後に

とんでもない展開がお待ちしております。

はい、ショッキングです...

でもこれだけの舞台でここまで焦らしてくれるのは本当にお見事です。ぜひご覧ください!

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コチラもオススメ。緊迫感がヒシヒシと伝わってきます → 【ザ・コール】

(C)2018 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

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