感動モノ

prime videoでオススメ【放課後アングラーライフ】 イジメはクソ。でも最後はホッコリ

82分

Amazon prime videoより配信中

こんな人にオススメ

  • 青春モノ大好き
  • ホッコリする友情をみたい
  • 弱き者を助けたい

〜あらすじ〜

たった一度の失敗で、友人たちからイジメの標的にされてしまった内気な高校2 年生、追川めざし(十味)

父(カトウシンスケ)、母(中山忍)と共に関西の港町に引っ越してきた。

心を固く閉ざしたまま登校初日を迎えためざしだったが、いきなりクラスメイトの白木須椎羅(まるぴ)たちから呼び出されてしまう。

暗い気持ちで屋上に向かっためざしを待っていたのは意外な言葉。

「めざしって名前ほんまなん?」

「はい…」

「これは運命やでッ、めざしちゃん! 私らの部、入らん?」。

こうしてめざしは、椎羅が会長を務める海釣り同好会「アングラ女子会」に入会、クール系女子・凪(森ふた葉)や勝気な性格の明里(平井珠生)ら個性的なメンバーと共に、

“アングラーライフ=釣り活”をスタートさせることになった。

(prime video紹介文より抜粋)

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

執拗なイジメで心を閉ざす

辛さを乗り越えれば幸せが待っている

弱き者を助ける、そんな青春っていいなぁ

友情に感動の1本です。

学校でお弁当を食べている「及川めざし」

周りがクスクスと笑っている。1つのグループが消しゴムのカスを及川めざしの弁当の中に入れた。

及川めざしはイジメられていた。SNSでも暴言を浴びせ続けられる毎日だった。

口癖は「ごめんなさい」 SNSでも謝ってばかりいた。

父親の仕事の都合で関西の港町に引っ越しすることになったと同時に、忌まわしい学校から転校した。

及川めざしは、次の学校で同じことを繰り返さないために、ある決意をノートに書いた。

”人の頼みは断らない”

”目立たないようにする”

”放課後はすぐ帰る”

そして

”友達はつくらない”

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

初日にいきなり呼び出され

クラスでの自己紹介が終わり授業が始まりました。

2人の女子がヒソヒソと話しており、めざしに丸めた紙を投げてきました。

その紙には、

「昼休みに屋上にきて」

その瞬間めざしは絶望した

「終わった...」

屋上に行くと待っていたのは、椎羅(しいら)と凪(なぎ)の2人

椎羅は、”めざし”という名前に驚いており、こんなことを言ってきた。

「めざしちゃん、釣りしよ!」

海釣り同好会「通称アングラー女子会」を結成しており、誘ってきました。

めざしは迷います。

”友達はつくらない”

その言葉が頭の中をよぎりましたが、椎羅たちについていくことにしました。

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

仲良くしてくれても...

椎羅の家は釣具店を営んでおり、さっそく3人は釣具を買って釣りに向かいました。

めざしに椎羅は丁寧に教えます。

椎羅と凪からアドバイスを受け、めざしは初めての釣りを始めます。

なかなか釣れません。

釣りの最中、1人の女子が叫びながら走ってきました。

名前は明里(あかり)。

椎羅のことが大好きな女子で、この子も元気一杯、そして椎羅と仲良くするめざしに嫉妬しています。

この日は釣れませんでしたが、少しづつ釣りにハマっていきます。

家に帰っためざし。寝る前のベッドの中で考えます。

楽しんでいたとはいえ、まだどこか心を閉ざしている自分がいました。

心の傷は今もまだ残り、いつでもその傷をえぐろうと待ち構えていました。

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

どんな過去があろうとも

ある日の放課後、4人は学校帰りに駄菓子屋に寄ってアイスクリームを食べます。

椎羅がめざしに言います。

「前の学校の写真みせてよ。友達と写ってる写真とか」

めざしは、

「ないんですよ」

「新しい学校に来るので心機一転」

イジメられていたことは内緒にしていました。

日曜日、アングラー女子会は釣りにきました。

椎羅と明里、凪とめざしに分かれて釣りを始めました。

凪には、めざしの気を遣いすぎる本心が分かっていました。

「ごめんな、言うか迷っていたけどこれ以上知らんぷりできん」

「アカウント見つけてもうた」

めざしはショックを受けますが、凪にイジメられていたことを告白します。

それを聞いた凪は

「普通でおったらええねん。作り笑顔なんかせんでええ。迷惑を掛け合うのが人間や」

「うちらはイジメたりせえへん」

姉御肌の凪らしい、弱いものを守ろうとするカッコいいセリフでした。

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

心の傷はいまも残りつづける

椎羅は明るく活発な性格で、めざしとは正反対です。

椎羅はドッキリを仕掛けようとします。

いつもモジモジしていて本音を言わないめざしに、もっと仲良くなりたい気持ちからでした。

椎羅は釣ったオコゼ (背びれのトゲに毒がある) に刺されたフリをしました。

「刺されてもうた! あかんかもしらん!」

めざしは焦り、必死で介抱しようとします。

でも傷はありません。椎羅は言います。

「ドッキリ大成功!」

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

椎羅の高らかな笑い、それがめざしの心の中にある傷をエグることになりました。

かつてイジメを受け周りから笑われ続けた日々。

椎羅の笑いが辛い過去と重なり、めざしは過呼吸になり涙を流します。

「やっぱりだめ、ごめんなさい」

本人も過去の呪縛から抜け出そうと努力していましたが、心の中には深く深く傷が残り続けていることを、この一言で痛感させられます。

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

そして事件が

再び心を閉ざしてしまっためざし。

3人からの連絡にも反応がありません。

スマホの電源は切って机の中に入れたままにしていました。

椎羅と凪と明里の3人はめざしのことで話しており、椎羅は反省しっぱなしです。

凪は「なんでそんなつまらんことしたんや」

「距離を縮めたくて」

椎羅は、気を遣いすぎているめざしを心配しての行動でした。もっと仲良くなりたかったのです。

夏休みなのに家に引きこもりの、めざし

一方で椎羅は真夏の暑い中、海釣りをしていました。

なにかにすがるように一心不乱に釣りを続け、ついには水筒の水もなくなります。

家にいるめざしは何かを思い立ち、スマホの電源を入れると、大量のメッセージが届いていました。

みんな心配して「連絡がほしい」メッセージと、みんなで釣りに行ったときの思い出のお写真の数々...

めざしはそれを見て心が揺れ動きます。

そして最後のメッセージは

「椎羅が倒れた。今、病院」

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会

変化した心

急いで家を出ようとするめざし

焦っているめざしを心配して、どこに行くのか聞く母親にめざしは叫びました。

「友達のところ!」

母親に伝えたこの言葉に重みがあります。

かつては”友達はつくらない”と決心しためざし

3人を「友達」だと自分の中で認めることができた瞬間です。

ここから最後に感動のフィナーレが待っています。

テンポもよく最後まであっという間に観れます。

若さっていいなぁと感じてください。

休日前の夜にでもぜひ!

(C)映画「放課後アングラーライフ」製作委員会


放課後アングラーライフ
RELATED POST