Amazon prime videoよりレンタルにて配信中
2002年 アメリカ
〜あらすじ〜
1931年、イリノイ州ロックアイランド、妻と2人の息子と住むマイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)はマフィアの顔を持ち、またボスであるジョン(ポール・ニューマン)に家族ごと大層可愛がられていた。
それに比べ、ボスの子であるコナー(ダニエル・クレイグ)に対しては冷たく接しており、コナー自身もそれを不快に感じていた。
ボスに気に入られていたマイケルに憎しみと嫉妬心を膨らましていくコナーは、ある事をきっかけにとんでもない事件を起こしてしまう。
こんな人にオススメ
- 追われる緊張感を味わいたい
- ぶっきらぼうな親父が好き
- 親父の愛情を感じたい
追われる親子
登場人物がほとんどマフィア
しっとりとした雰囲気の中なのに、なぜか張りつめている緊張感
動と静が交互に繰り返す見事な展開
洋画版・子連れ狼、親子の愛情物語です。
主役のマイケル(トム・ハンクス)は、息子を2人もつ父親だ
家でも物静かで口数が少ない父マイケル、しかも周りから慕われている。
そんな父の仕事が気になっていた長男が夜に車に忍び込み、父の行動を見てしまった。
それは男を射殺するところだった...
主役のマイケル(トム・ハンクス)の役柄が常に冷静沈着、子供に対しても言葉少なめで、どこか冷めた感じの印象です。
ボスに大層気に入られていましたが、結果として殺し屋に追いかけまわされます。
命からがら子供と逃亡し、逃亡の期間に子供と接する時間が多くなり、少しづつ父親としての愛情を全面に出すようになります。
注目してほしいシーン
・パーティー(マフィアの方々とその家族)にて、ボスがピアノをたどたどしく弾き始め、それをフォローするようにマイケル(トム・ハンクス)が途中から一緒に見事にピアノを弾き、周りから拍手喝采に包まれる。
その傍らで不敵な笑いを見せるコナー(ダニエル・クレイグ)に、マイケルの息子がそれを見て
「何がおかしいの?」と聞くと「死ぬほどおかしいからさ」と返すシーン
笑みを浮かべながら嫉妬に満ちたダニエル・クレイグの表情が不気味
自分(コナー)の父が、他人のマイケルに好意を抱いているのを憎んでいるのがハッキリと分かります。
・殺し屋(ジュード・ロウ)が、町外れのレストランで食事をしているマイケルを見つけ、お互い身分を隠しながら会話するシーン
マイケルが途中で「自分を追ってきている殺し屋」と気づいた時の、2人のやり取りの緊張感で張り詰めた空気がハンパない
冷静沈着なマイケルが子供と大喧嘩したり、子供と生きていく為に一緒に行動するなど、観ている方をどこか楽しい気分にさせてくれます。
そこがどこか安心し、何とか助かってくれ〜と心揺さぶられます。
悲しくも笑いもたまにありの大作です。ぜひご覧ください。
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