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2008年 制作
〜あらすじ〜
前作2作と違い、連邦軍視点で“1年戦争”の生々しい戦場を熱く描き出すフル3DCG映像作品。
宇宙世紀0079年3月、ジオン公国軍の第1次地球降下作戦が開始された。
初めて目にするモビルスーツ「ザク」の前に地球連邦軍の抵抗は空しく、その勢力図はジオン公国地球制圧軍により、大きく塗り替えられていった…。
(prime video紹介文より抜粋)
(C)創通・サンライズ
今回の舞台は地球!
そしてあらすじの通り登場人物は戦場を駆け抜けた無名の一兵士。
ジオン軍の地球侵攻に対し、まだモビルスーツのない地球連邦軍の必死の抵抗の壮絶さと悲惨さを、今作品は強調しております。
今回も固有名詞がところどころにでてきますので、それだけでワクワクしてきます。
なぜこんなキャラが!?
なんてこともあるかもです。
今回のこの「重力戦線」、ところどころに現れる
死神
が物語のポイントとなっています。
それはまさに死を象徴し、死神が見えた者、死神に取り憑かれた者、それぞれが壮絶な結果を迎えます。
でも見た目すごーくキレイです。
宇宙と違い、土埃の舞う荒々しい過酷な舞台! ぜひご覧ください
3話構成です。
Amazonプライム会員に登録する第1話 あの死神を撃て!
(C)創通・サンライズ
〜あらすじ〜
宇宙世紀0079年4月、ヨーロッパ南方戦線。
ジオン軍の攻勢に敗北し、連邦軍の果てしなく続く後退する列の中に、「対MS特技兵小隊指揮官、兼、第1分隊長」バーバリー中尉がいた。
バーバリーは同じ部隊であるルイス曹長の呼びかけにより、大隊長のコレマッタ少佐がいる野戦大隊本部に出向き、次なる指令を受けるが…。
(prime video紹介文より抜粋)
オープニングに注目です
冒頭から引き込まれます。
大迫力のジオン軍の地球侵攻作戦、ザク、相変わらずかっこいいです。そしてまさかの、
あの御方の声!
今回の主役側である地球連邦軍は各地でジオンの攻撃を受け撤退をくりかえし、いきなり絶望の状態から入っていきます。
(C)創通・サンライズ
相変わらず悲惨な主人公
第1分隊長バーバリー中尉は持ち運びのできる対MSロケット砲を駆使し、あのジオン軍モビルスーツ・ザクを数体撃退している。
しかし同時に部下が犠牲になり自分だけ生き残ってしまうから「死神」と呼ばれています。
それでもバーバリー中尉は、上官より新たな部隊を結成させられ戦場に向かうよう命令を受けます。
オデッサといえば有名なあの補給部隊の方の名前がでてきます。
その名前を聞いた瞬間、あの御方もがんばっていたんだな〜と何か嬉しく、そして何か切なくなってきます。
やはりこれぞガンダム!
ジオンの兵士からすればサイド3から過酷な地球へと派遣され、「なぜこんなところに…」てな感じで、実際にグチっているシーンもあります。
敵味方ではなく、こういった双方の心理みたいなところがあるのがガンダム作品ですね。
ジオンも戦うべく理由があるように。
ともあれ相変わらずザクの強さをあらためて感じ取れる作品です。
(C)創通・サンライズ
第2話 陸の王者、前へ!
(C)創通・サンライズ
〜あらすじ〜
宇宙世紀0079年7月。ヨーロッパ北部戦線。
壊滅した地球連邦軍の部隊があった。負傷した連邦軍兵士は白いザクを見上げていた。
そして地球連邦軍の戦車訓練場。第301戦車中隊第1小隊へ61式戦車のドライバーを務めるレイバン・スラー軍曹が転属してくる。
そこでスラーは車長のハーマン・ヤンデル中尉と出会い…。
(prime video紹介文より抜粋)
地味だけど実は善戦しました
地球連邦軍・初期の主力兵器の一つ、61式戦車!!
この戦車を手足のごとく操るのが「ハーマン・ヤンデル中尉」、根っからの戦争狂です。
「いやいや所詮は戦車なんだろw」とか思うと痛い目みますよ! あのザクを前に、走りまくり撃ちまくりを繰り返し少しづつ戦線を縮小していき…いえ、あのV作戦まで耐え凌いだわけです!
(C)創通・サンライズ
恐怖のホワイト・オーガー隊
場所はヨーロッパ北部戦線
ハーマン・ヤンデル中尉の61式戦車中隊は、ジオン軍エースパイロット「エルマー・スネル大尉」率いるホワイト・オーガー隊に挑みます。
エルマー・スネル大尉のザクは、頭部に指揮官用でもあるブレードアンテナが備え付けられています。
これを見ると威圧感ありまくりの、まさに恐怖の象徴ですね。
決戦の主力はモビルスーツに移行していくそんな圧倒的なザク小隊の攻撃に耐えながらも、反撃する戦車隊!! この戦闘シーンは見ものです!!
(C)創通・サンライズ
第3話 オデッサ、鉄の嵐!
(C)創通・サンライズ
〜あらすじ〜
宇宙世紀0079年11月8日
オデッサ戦線の最前線にいる第44機械化混成連隊はモビルスーツの配備を受け、独立混成第44旅団と改編されていた。
そこへ3輌のガンタンクと、そのパイロットであるアリーヌたちが到着した。
彼らは総力戦を挑むべく配属された囚人兵だ。
戦闘前夜にアリーヌは、あるものと遭遇する…。
(prime video紹介文より抜粋)
地球における総力戦!
ついに重力戦線の集大成です!
あんなモビルスーツやこんなモビルスーツが登場します!
舞台はヨーロッパ・オデッサ、ついに地球連邦軍の一大反攻作戦が開始された手に汗握る最高の展開が待ち受けています!
もちろん、オデッサといえば有名なあの方のお名前もでます。 まあ名前だけですが…
さらに極めつけに! 冒頭にコア・ファイターが登場します!
そうです! 時系列的にもあの独立部隊と思われますので、これは想像しただけで興奮すること間違いなしです!
ここはもうファンには充分な演出です!
(C)創通・サンライズ
ジオンの意地
地球制圧における最大の拠点オデッサを死守すべく、ジオン軍もモビルスーツを集結させ反撃します。
なので有名どころのモビルスーツが登場です!
「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」…その人はもう戦死していますが、おなじみのグフが登場します。
さらにさらに!! 「ジェットストリームアタック!!」…その人達はほんの少し前に戦死していますね。その象徴でもあるドムも登場します!
個人的にも大好きなグフやドム、もう少し派手に活躍してほしかった…!!
ジオンもまだこの時期は歴戦のパイロット達もそれなりに健在していますしねぇ
(C)創通・サンライズ
戦いの果てに
もちろんこの一大決戦は、地球連邦軍の勝利に終わります。
そして主人公の頭上、オデッサの空にHLVが次から次へと宇宙へ打ち上げられていきます。
ジオン軍のオデッサからの脱出です。このシーンは何か感慨深いものがあります。
ついに戦局が変わりつつあることを強調しています。
ジオン軍はこの戦いで敗れ地球での主導権を失い、二度と戻ってこれないってやつですね。
この一連の流れは過去作 「機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録」の第3話へと繋がっていきます。
(C)創通・サンライズ