Amazon prime videoよりレンタルにて配信中
2013年公開
〜あらすじ〜
高校1年生のタカオ(声:入野自由)は靴職人を目指しており、アルバイトもする一方、こつこつと自分で靴を作っていた。
雨の朝は学校をさぼって日本庭園で靴のスケッチを描きデザインを考えている。
ある雨の日庭園で、チョコを食べながら一人缶ビールを飲む謎めいた女性と出会う。
女性は、ユキノ(声:花澤香菜)といった。
その日から、約束はしていないものの雨の日の午前中に会うようになっていく二人。
揺れ動く二人の心模様をよそに、梅雨はもうじき明けようとしていた……。
(prime video紹介文より抜粋)
こんな人にオススメ
- 雨が好きではない
- いま仕事が辛い
- 爽やかな恋愛モノが観たい
(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
冒頭の衝撃
雨がリアルで見入ってしまう描写
朝の静かな庭園で出会った2人
女性は朝から缶ビールを飲んでいた...
高校生のタカオは、その日が雨になると午前中はスケッチを片手に庭園へと向かった。
そこで出会ったユキノと、雨が降るたび会うようになった。
少しずつユキノに心惹かれていくタカオ。
しかし2人は付き合えない理由があった。
(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
深刻で悲しい事情
毎朝キレイな身なり、マジメそうな印象
朝から缶ビール片手におつまみにチョコレートをかじるという、とんでもない衝撃から物語が始まります。
しかしこれにはワケが
ユキノにはかなり深刻な事情があり、朝からビールを飲んでいるのも一応事情があります。
朝、ユキノは通勤しようとしていました。しかし電車には乗れず、この庭園に来てしまいます。
「精神的なもの」それが事情です。
なぜそうなったか?
事実を知ると辛くなります。
それはこの現実世界でも、いまもどこかであることだからです。
(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
2人の間に障壁があっても
大きな夢をもち、叶えようとしているタカオ
社会人として夢をなくしているユキノ
2人の間には現実という壁が立ちはだかっています。それは社会的な立場という壁です。
それでも2人の仲は深まっていき、観ているほうが励まされる気分になります。
新海誠の作品は、次回作に前作のキャラクターがでることがあります。
今回のキャラクターはこの次回作「君の名は」に登場します。
その姿を観ると少しホッとしますね。
温かい気持ちになれる1本です。休前日の夜にでもぜひ!
(C)Makoto Shinkai/CoMix Wave Films
言の葉の庭