Amazon prime videoより配信中
2022年 公開
〜あらすじ〜
ウラシマトンネル――そのトンネルに入ったら、欲しいものがなんでも手に入る。
ただし、それと引き換えに……
掴みどころがない性格のように見えて、過去の事故を心の傷として抱える「塔野カオル」と、芯の通った態度の裏で、自身の持つ理想像との違いに悩む「花城あんず」。
ふたりは不思議なトンネルを調査し欲しいものを手に入れるために協力関係を結ぶ。
これは、とある片田舎で起こる郷愁と疾走の、忘れられないひと夏の物語。
(prime video紹介文より抜粋)
こんな人にオススメ
- 甘酸っぱい青春時代を思い出したい
- 現実逃避したい
- 気持ちよく寝たい
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
衝撃的な出会い
地方の田舎町
雨の放課後、「塔野カオル」はいつものように駅のホームに着くと、1人の女子高生がベンチに座っていた。
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
思わず見てしまう塔野
「なに?」 「人のことをジロジロ見て気持ち悪い」
「この辺じゃ見ない顔だなと思って」
女子高生は傘を持っておらず、ビショ濡れだった。
「傘、使う?」
「なんのつもり?」
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
女子高生は「花城あんず」
塔野のある一言で傘を借りた「花城あんず」は、連絡先を交換し別れた。
翌日、転校生がきた
花城あんずだった。
担任が紹介する。「東京から来た、花城あんずさんです」
「特にないです。もう席に着いていいですか」
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
夏へのトンネル、さよならの出口
謎の洞窟
「塔野カオル」の妹カレンは事故で亡くなっており、酒浸りの父親に母親は愛想をつかせて家を出ていった。
家族が壊れていた。
カオルはその日も父親に酒に酔って暴力をふるわれ、恐怖で家を飛び出した。
あてもなく歩くカオル、気づいたら線路の上を歩いていた。
突然、列車が走ってきて危うくひかれそうになったが、脇道に転落してしまった。
すると怪しげな洞窟が目の前にあった。
引き寄せられるように中に入ると、幻想的な空間が広がっている。
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
夏なのに洞窟の中はヒンヤリとしており、しばらく歩くと子供用のサンダルが片方だけ落ちていた。
サンダルの底を見ると、名前が書いてあった。
「カレン」
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
叶えたい願い
なんでここに?
とてつもない疑問と、このまま閉じ込められそうな恐怖で急いで洞窟から出ました。
「ウラシマトンネル...」
なんでも願いが叶うというトンネル、噂は聞いていました。
カオルは家に帰りました。父親の態度が変です。
「カオル...良かった お前までいなくなったらどうしようと 次に1週間も無断外泊したら許さんからな」
数時間だと思っていた時間は、1週間もたっていたのです。
携帯には着信とメールがたまっています。「花城あんず」からもメールが入っていました。
「生きてる?」
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
カオルは洞窟の謎を解き明かすべく、再び洞窟に向かいます。
「夢じゃない。ウラシマトンネルだ。カレンを取り戻せば」
決意を胸に、カオルは前に歩きだします。
すると後ろから声が
「なに?ここ」
振り向くと「花城あんず」がいました。
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
2人の衝撃的な出会いから、お互いの辛い過去
懐かしのガラケーからの赤外線通信の時代!
冷たくそして不思議な雰囲気の「花城あんず」。
この出会った時の花城あんずのセリフから、つかみはバッチリです。
そう、
ムチャクチャ冷たい
Mっ気がある人にはたまらないってやつですね。
そんな2人でも、少しづつお互いのことを分かり合います。
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
お約束の展開、しかしその後…
「塔野カオル」は、父親の酒癖の悪さに身の危険を感じ家を飛び出し、そして迷い込んだ先に謎のトンネルを発見、
中に入るとそこはまさに異空間だった。
しかしそのトンネルに入ると、
とんでもないことが起きることになります。
なんとか無事帰還した塔野カオルは、そのトンネルに通い詰めることになります。そこに、なんと!
バッチリのタイミングで「花城あんず」の姿が…
なんというフラグ、そして花城あんずの態度が急変する………かも
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
これが若さか…
舞台はのどかな田舎、夏祭りと花火大会、そして甘酸っぱい恋。
だんだんと距離が近づく2人
胸キュンですね
話が進むにつれ、次の展開が待ち遠しくなる感覚でした。
次はどうなるの? そして、ハッピーエンドなの? 違うんじゃないの?ってな感じで。
内容はファンタジックになっていますが、それでも感動しました。
そうです、最後の展開が。
そしてシミジミと感じてきますよ
恋ってええなあ
最後の展開についてはツッコミもあるかもしれませんが、その一言に尽きますから!
寝る前の時間にオススメです! 気持ちよく寝むれます!
(C)2022 八目迷・小学館/映画「夏へのトンネル、さよならの出口」製作委員会
夏へのトンネル、さよならの出口